所定給付日数とは
失業保険を受取ることが出来る最大の日数は、
年齢や、離職理由、被保険者であった期間などによって定められています。
これを「所定給付日数」といいます。
一般の雇用保険受給者と就職困難者である受給者では、
所定給付日数に大きく違いがあります。
一般離職者と就職困難者の雇用保険基本手当所定給付日数
被保険者であった |
1年未満 | 1年〜10年未満 | 10年〜20年未満 | 20年以上 |
一般の離職者 |
90日 |
90日 |
120日 |
150日 |
就職困難者
45歳未満 |
150日 |
300日 |
||
就職困難者
45歳〜65歳未満 |
150日 |
360日 |
表に示したとおり、その違いは、自己都合の場合では
被保険者であった期間が10年未満の方のケースが最も大きく、
45歳未満 210日 (就職困難者300日 − 一般90日)
45歳以上 270日 (就職困難者360日 − 一般90日)
にもなります。
スポンサードリンク
受給期間とは
失業給付には、「所定給付日数」とは別に「受給期間」というものが定められています。
これは、
失業給付を受取ることの出来る期間
であり、通常は離職の日の翌日から1年間です。
離職日の翌日からカウントスタートしますので、
所定給付日数が長いと見込まれる場合は、
離職後できるだけ早く申請すると良いでしょう。
受給期間の終了日に所定給付日数が残っていた場合、
その分は受取れなくなってしまいます。
また、自己都合の場合は、申請手続きをした日から
給付開始までに、3ヶ月と7日間、失業給付は受取れませんので、ご注意ください。
スポンサードリンク