障害者の失業保険 - 私の経験から
最後に、私の体験をお話します。
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障害者手帳取得と雇用保険受給の経緯
私は、約8年の社会人生活を送った後、発達障害であることがわかり、
アスペルガー症候群の診断が付きました。
その後、障害者手帳(精神障害者保健福祉手帳)を取得しました。
当時勤めていた会社には、手帳をもらった時点で障害のことを話しましたが、
しばらくして退職しました。
失業保険の手続きのためハローワークへ行きましたが、特に障害者であることは告げませんでした。
障害者枠の求人がある、ということは知っていましたが、
一般の方と障害者で失業給付にも違いがあるとは知らなかったのです。
ただ、障害者枠の求人に応募したい旨は、渡された求職申込書に書いておきました。
しばらくたった後、自宅でハローワークでもらった案内の紙をボーっと見ていて
-この「障害者などの就職困難者」ってどういう人たちなのかな
たぶん、障害者手帳を持っているだけでは当てはまらないのだろうけど
と少し疑問に思い、インターネットで調べてみました。
するとどうやら
障害者=就職困難者?
と思えてきました。
しかしどうもはっきりしない、というので、すぐにハローワークへ向かいました。
障害者窓口と給付担当の窓口で手続きをし、所定給付日数が 90日 → 300日 に変わりました。
ただ、離職日から受給申し込みをするまで1ヶ月弱時間があったため、
受給期間の関係で最後の数日分は受取れませんでした。
その変更手続きの際、ハローワークの方から、
「障害者求人を希望と書かれていたのに、変更の案内ができずすみませんでした」
と言われました。
つまり最初に書いた求職申込書は誰も目を通していないということなのでしょうか。
ともかく、
障害者手帳をお持ちのかた、失業給付の申し込みにはかならず手帳を提示しましょう。
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